Dragon World

ま、それなりにやっているつもり

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僕は月に1度病院に通っている。
いわゆる定期通院ってやつだ。
出水から霧島までノンストップで2時間。
往復4時間だから1日がかりになる。

はっきり言って行かなくてもどうにかなるんだけど行くようにしている。
まずはリハビリの専門医が鹿児島にはここしかいない。
こればかりは専門の人に見てもらわなくちゃならないから仕方ない。
やっと見つけた相性のいい医師なのでこの人を今は頼っている。

次はリハビリの情報収集。
リハ室に行って何か新しいことはないか聞き込みしている。
今のとこあんまり実績はないが続けなきゃいけない。

最後の理由が入院している患者さんを見ることだ。
病院に行ってリハ室の椅子にドンと腰掛けて周囲を見渡し僕は観察する。
脳疾患専門なのでなかなかの人たちがそろっている。
その人たちを見て僕はマシな部類だと自分に言い聞かせる。
病院という特殊な空間に僕はいて、ここではうらやましがられるくらいマシなのだ。
そう思い込ませるために僕は自分よりひどい患者さんを見ている。
あんまり良くないことかもしれないけれどこうしなきゃ、こうしなきゃならない。
シャバに出たら僕は十分に特別な部類に入ってしまうのだから。
だからここで俺はマシだと自分に言い聞かせるのだ。
気の毒な人は見えないとこにたくさんいる。
その人たちには悪いけど気持ちの充填をさせてもらっている。

今日はずっと動けなかったおじいちゃんが平行棒の中をなんとかかんとか歩いてた。
その姿を見て涙ぐむ孫娘。
ここまでこれてよかっただろうけどこれからが大変だよと心の中でつぶやいていた。

同じ時期に入院してた若い女の子が再出血して入院してた。
僕はこの子のようになっていた可能性はかなりあった。
悪い展開の僕がその女の子なのだ。
気の毒で仕方ない。
だけど裏腹に「あぁ、まだ俺はマシだ」と思う僕がいるのも事実。

僕が長めに病院にいる理由は暇だからじゃない。
自分の立場を再確認するためである。
そうしなきゃやってられない。
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