Dragon World

ま、それなりにやっているつもり

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違うやり方があったのかもしれない。
あの選択はどうだったのかなぁと考える。
最近は自分のことしか考えていない。
悪い傾向だと分かっていてもそうなってしまう。
他人を考える余裕が無くなっていくのが分かるそんな毎日。



ある日、家に帰ってテレビをつけたら知っている景色だった。
僕の入院していた旭川の病院。
結構有名な脳外科医の先生がいて年に数回テレビに出る。
その時はある少女の手術からリハビリの闘病を紹介していた。
いつも通りと言ったらあれだがかなり大きな脳動脈瘤だ。
それを何気なく見ていたら撮影時期が僕の退院した直後だった。
リハビリの期間を入れたらそれくらい過去になるのか。
そう思い見ていたら手術は大成功とはいかず半身麻痺という結果。
びっくりした。
彼女は僕じゃないのは間違いない。
でも間違いなくそれは僕の姿だったのだ。
傾いた身体に垂れ下がっている右腕。
車椅子を左手と左足で動かす。
使っている車椅子はついこの間まで僕が使っていたやつ。
あの時期のあの病棟に赤い車椅子は一台しかない。
リハ室の様子、リハビリの担当も同じ。
ある程度回復した時期に自転車にまたがって右足で体重を支えきれず倒れる姿まで。
違うのはテレビ用に先生がリハ室に行ったくらいか。
普段はまず行かないらしい。
僕は入院しているときの写真を撮っていない。
記録になるからとカメラは持って行った。
でも、どうしても自分の姿を撮るという気にはならなかった。
今思えば状況を受け入れられなかったのだろう。
半身麻痺で車椅子での姿は結構悲惨だ。
彼女のおかげで客観的に当時の姿を見ることができた。



巨人の木村コーチが亡くなった。
くも膜下出血グラウンドで倒れてそのまま・・・、ということらしい。
悲しいことだけどグラウンドで倒れたのは運がいい。
これがトイレや風呂、一人の状態だったら気付いてももらえない。
処置もできずにそのまんまだから。
不幸中の幸いではあるけど、この場合は不幸が大きすぎたのだ。


こうなるかもしれなかったからリスクを覚悟で手術をやったのだ。
運はいい方でもないし可能性はかなり高かった。
分かってはいる。
分かってはいるけど羨みが悪化して妬みになってしまう。
ただ、そんな中で見た彼女の姿は本当に衝撃であり、励みになった。
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いろいろ思う事もあるやろけど、俺はみぞっち生きててくれてるだけですごく嬉しいぞ。
6月帰るからうまいもん食いに行くべや。

2010.04.13 20:40 URL | shimizu #- [ 編集 ]













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