Dragon World

ま、それなりにやっているつもり

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夕食も終わりベランダで涼み、暗くなったので部屋に入る。
そしたら入ると同時に同室のおっちゃんが死にたいと言った。
最近よくそういうことを言っているのである。


どうしたらいいものか。
これは学校や会社行きたくないとか仕事がうまくいかないというレベルの「死にたい」ではない。
(僕の経験上だが、それで悩んでいる人には悪いけど、それとは次元が違う)

脊椎損傷による下半身麻痺。
歩けないので当然だけど車椅子。
麻痺で尿意を感じることはできず、排尿もできない。
それは専用の器具を使い自己導尿をしなくてはいけない。
必要条件は当然、車椅子専用のトイレでなくてはならない。
一回にかかる時間も15分程度で一日に10回はトイレにこもる。
便を出すことはできるらしいがちょっと油断するともらしてしまう。
紙おむつ着用だ。
治る見込みは無く、それが死ぬまで続く。
今は若くて体力もあるが、寝たきりという未来が遠くに見えている。
これからの生活の不安。
何よりも身体の自由を奪われたショック。
出来ることは限られ、やらなきゃいけないことは他人の数倍の時間と疲労。


自分なんかとはレベルが違いすぎて慰めの言葉なんてかけられない。
口から出る言葉に重みが無い。


おっちゃんが自分自身と折り合いをつけるしかないのは分かってる。
それを待つしかない。



今回は「音楽でも聴きましょ。」ということになり、僕のiPodを渡した。
暗い曲多めだけど…。
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