Dragon World

ま、それなりにやっているつもり

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10月終盤、その日の大阪は小雨がパラついており、少し肌寒い日だった。
んー、この天気はあんまりよくないなーと思い乗り込む新幹線。
着いた広島は晴れ。
んー、いいね。なんて思い迎えのマイクロバスに乗り込む。
着いたので降りてくださいと言われ降りる結婚式場。


で、どこ?
2つあるけどどっち?
なんて感じでみなさんの流れの中にいる自分。

「すいませーん、場所間違えました!バスに戻ってくださーい!」



・・・・、さすがだ。
こんな大事な日にこんな間違いってあるんだなと思う自分と、
誰の結婚式やねん!と突っ込む自分。


着いた式場はなんだろう、いかにも海辺にあります的な雰囲気。
建物の白、芝生の緑、噴水と空と海の青がとてもきれい。
確かに遠い場所だけど新婦がここにすると決めた気持ちがよく分かる。
きれいな場所だ。


受け付けを済ませてちょっと探検してみるとご家族発見。
親父さんなんか厳しい顔してて声掛けられないよ。
あの親父さんが・・・、緊張してる。
ちょっとびっくり、笑顔を想像してたら違ったみたい。
お母さんは心配顔、妹は妹だ。


時間になり式開始。
神父さんって何で英語で喋った後に日本語で同じこと言うんだろう?
日本語喋られるなら日本語で通すべきじゃないのかなといつも思う。
これもそれっぽさの演出ってやつなのか?
それは必要なものなのか?
それとも西洋の神には日本語は通じないのだろうか?
平等じゃ無いのねなんてバカなことを考えている間、目の前で行われる夫婦になる儀式。


伝わる緊張感。
誓いますと響く2人の声。
おめでとう!


披露宴。
ここに呼ばれてよかったのかなと思ってしまう。
そう思う自分も悲しいが本当の話だ。
関わりがあるけど深い関わりの人はもっと別にいるだろうに。
その人にちょっと悪い気もする。
ごめんなさいね。
自分だったらどうなるのだろう?この人数呼べるか?
情けない想像。
そんなこと考える小さな自分の目の前では幸せ夫婦。


しかし楽しい。
そして嬉しい。


この夫婦の世界の縮図が披露宴会場なんだ。
そう思うと不思議な感じになる。
この世界に自分も入れてもらってるんだなってさ。
新郎とは大学入学以来か、サークルの初合宿に向かうバスの中、
隣りになりほとんど会話しなかった。
なんだかんだでサークル続く関係。
2人で写っている写真を持っていない関係。
基本的に誰かが入っている。
仲が悪いとかじゃない、距離感だ。
あまり近づくことのできない世界、2つの世界が一緒になることはないだろう。
でも基本は同じ。
ただ前に出るか後ろに下がるかという話だ。


新婦とはあまり会話したことがない。
接することすらなかったから。
だけどそれなりに知っていた。新郎とその友人を通して。
この披露宴で家族、昔の写真なんかを見てどういう人間かというのが少し分かった。
ほぼ、予想通り。
芯のある人だ。
初めて会った日、それからきれいになったなぁ。
きつく言わないと調子に乗る新郎には最適だな、その性格。
もちろん、いい意味でだよ。
できたらちゃんと話しよう。




この世界に入れたことは幸せだよ。
















最後に
2次会のVTRの質の高さ、凝り方すごいね。
あの世界の人間だからこそできることなんだろうけどさ。
あれ引き出物にしたほうがよかったんじゃないかな。
残すべきだよ。
焼いて送ってちょうだい。




ということで広島県の石田さんからのリクエストにお応えしました。
知らない方は訳分かんないね。
そういう話なんです。











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